イタリアでIGP(地理表⽰保護)やDOP(原産地呼称保護)に認定されたデリミートを⽇本に紹介する、
イタリア発のプロジェクト「Arigat-EU (アリガテウ)」は、2018 年の東京を⽪切りに、2019 年は
神奈川、埼⽟、千葉、群⾺に続き、⼤阪と京都でも本物のデリミートを提供してきました。さらに、
愛知、福岡も加わり、600 ものレストランがプロジェクトに参加しています。
「Arigat-EU (アリガテウ)」キャンペーンへの参加店が増えているのが群⾺です。2016 年から現在
までイタリア商⼯会議所からイタリアの品質認証AQI を取得しているレストラン『レガメント』、化
学肥料を使⽤せずに県内で育てられた旬野菜を使った料理を味わえる『セレンディップ』、焼き⽴て
パンと豊富なパスタメニューで⼈気の『鎌倉パスタ』、地元住⺠に愛される居酒屋ダイニング『TIGA
⽮中店』など15 店で本物のデリミートが味わえます。
(群⾺のすべてのレストランを検索︓http://www.arigat.eu/restaurants/gunma-prefecture)
この「Arigat-EU (アリガテウ)」キャンペーンは、欧州連合(EU)と、イタリア名産のサラミ・ソ
ーセージ・ハムを⽣産する3 団体「サラミーニ・イタリアーニ・アッラ・カッチャトーラDOP」、
「モルタデッラ・ボローニャIGP」、「ザンポーネ・モデナ/コテキーノ・モデナIGP」が共同で運
営するキャンペーンで、イタリアの⾼品質な加⼯⾁⾷品とそれらを使った⾷⽂化を⽇本に紹介するこ
とを⽬的に活動しています。
「サラミーニ・イタリアーニ・アッラ・カッチャトーラDOP 」は、粒状のラードが均⼀に広がり、
ルビーレッドの⾊合いが特徴的な⾵味づけされた⼩ぶりのサラミです。古くからの伝統を尊重し、使
⽤する材料は⾼品質の豚のカット⾁、塩、胡椒、ひとつまみのニンニクのみ。質の⾼い豚⾁はプレー
トとナイフが連なった機械で細かく切り刻まれます。その後、こねと腸詰め、味付けが⾏われます。
イタリアではアペリティーボ(⾷前酒)のつまみとして供されることが多く、チーズとの相性も格別
とされます。
「モルタデッラ・ボローニャIGP」は、豚⾁だけを使⽤したデリミートです。円筒形や楕円形をして
おり、ピンクで、⾹りが強く、若⼲スパイスが効いています。厳選された⾁を挽き、⼩さなキューブ
状の脂⾝を加えることで、デリミートに独⾃の⽢味を与えています。繊細で独特の⾵味と⾹りがあり、
イタリアの⾷を語る上で絶対に⽋かせない存在。フォカッチャやバゲットとともに⾷べるのが定番で
すが、サラダやミートローフをワンランク上のものにする際にも好まれて使われます。
「ザンポーネ・モデナ/コテキーノ・モデナIGP」は、すべてのデリミートの元祖とされています。
伝統的なレシピと同じく⾼級な豚の⾁と⽪で作られます。⾁は丁寧にミンチにされ、スパイスとハー
ブ(クローブ、胡椒、ナツメグ、シナモン、ワイン)で⾵味づけされ、ケーシングに詰められます。
調理済みの製品は密封され、⾵味を安定させるため⾼温で⼗分な時間をかけて加熱調理されます。バ
ランスの取れたカロリーがあり、本格的なラグーソースや串焼き、ハンバーガーのレシピに不可⽋で
す。
「Arigat-EU(アリガテウ)」のプロジェクトは、EU の共同出資を受けながら、DOP やIGP に認証
された⾼品質なデリミートを楽しむための様々な活動を⾏っています。その活動内容は、⽇英のオフ
ィシャルウェブサイトhttp://www.arigat.eu やSNS で発信しています。#arigaEU ハッシュタグの
キャンペーンにぜひご参加ください。